今回の本の紹介
坂木司さんの、女子的生活という本。
ガールズライフを楽しむため、東京に出てきたみきは、アパレルで働きながらお洒落生活を満喫中。マウンティング、セクハラ、モラハラ、毒親……おバカさんもたまにはいるけど、傷ついてなんかいられない。そっちがその気なら、応戦させてもらいます! 最強デトックス小説。
実は随分前にも読んだことのあった作品でした・・・
こういうことのないように、やっぱり読書記録早くつけておけば良かったです・・・
そしてどうやら2018年1月NHK総合で放送されていたみたいです!
知らなかった~。ちょっと見てみたい。
ちなみにキャストはこんな感じ。テレビ人じゃないので全然存じ上げませんが・・・・
小川みき(志尊淳)
後藤忠臣(町田啓太)
かおり(玉井詩織)
仲村さん(玄理)
ゆい(小芝風花)
板倉(羽場裕一)
LGBT要素ありだけど、ヘヴィーではなく読んだあと爽快感がある感じです。
L・・・レズビアン(女の子が好きな女の子)
G・・・ゲイ(男の子が好きな男の子)
B・・・バイセクシャル(性別関係なく、男の子も女の子も好きになる子)
T・・・トランスジェンダー(女の子になりたい男の子、男の子になりたい女の子)

個人的メモ
★「意思確認をなぁなぁにしとくと、ろくなことにならないの」ちゃんと問いかけること。それに答えること。関係がこじれると、そんな基本的なことができなくなる。だから、そうなる前に会話の筋肉を鍛えておく。スポーツ選手の身体が、考える前に動くように。会話をする気力がなくなっても、自動的に意思確認だけでもできるように。
↑これ、すごーく胸に刺さりました。本当にその通りだよなぁと。特に家族間だとそれこそなぁなぁになりがち・・・どんなささいなことでも、声掛けを(特に子供に対して)したいなぁと思いました。
専業主婦で友達もいないので、元々高いわけでもない会話力がどんどん低下していく・・・
会話の筋トレ!ぱわー!ハッ!
★今日の夕食はディナーだ!
みきと同居中の後藤のセリフ。なかなか面白くって気に入ってます。
感想
物語全体が主人公みきの主観で進んでいくので読みやすいです。
感情移入しやすい感じ。
女の子になりたい男の子ってのは総じて女子力が本当に高いですね。
みきはアパレル関係で働いている事もあり、特に外見に気を配っています。
その辺の女子より女子という。
私なんて一軍落ちした二軍がパジャマだし、なんならもうゴミ一歩手前ってくらい際どいヨレヨレぼろぼろだし・・・
お洒落な部屋着、憧れです。
こんな人におすすめ
・自分に自信がない方。みきの生き方をみてると元気が出ます。
・若い世代に。色んな人がいるんだよ、考え方があるんだよって知る機会に。
・サクっと読めてクスっとしたい方。ライトめな小説なので、読みやすいです。
★いくつ?
全体的な評価・・・★★★☆☆
読みやすさ・・・★★★★★

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