今回の本の紹介

住野よるさんの、「また、同じ夢を見ていた」という作品です。
250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。
その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。
友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、
アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。
彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。
「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない
全ての人たちに贈る物語。
実はまだ「君の膵臓をたべたい」を読んでいない私ですが・・・
よし、絶対読む!
ぐっときたセリフ&個人的メモ
・人は、悲しい思い出をなくすことは出来ないの。でも、それよりたくさんのいい思い出を作って、楽しく生きることは出来る。
・幸せとは、自分がここにいてもいいって、認めてもらえることだ。
・人生とは給食みたいなものだもの。好きなものがない時でも、それなりに楽しまなくちゃ。
・人生って、かき氷みたいなものよね。たくさん好きな味があるのに、全てを食べることは出来ないの。
・人生とは、自分で書いた物語だ。推敲と添消、自分次第で、ハッピーエンドに書きかえられる。別に喧嘩しちゃいけないじゃない。でも、喧嘩することと仲直りがセットだってこと。
・大好きなことに一生懸命になれる人だけが、本当に素敵なものを作れるんだよ。
・人生ってリレーの第一走者みたいなものだもの。自分が動き出さなきゃ、何も始まらない。

感想
人生とは・・・幸せとは・・・について考えたお話でした。正解がないが故に難しいですね。こんな口が達者でかしこい小学生いないだろ、と思いつつ、我が子も見習ってほしいと思ったり。作品中にもチラっと出てきましたが、スヌーピーの名言集も今度読んでみたくなりました。これは借りるんじゃなくて購入して、いつでもぱっと手に取って読めるようにしたいなと。
こんな人におすすめ
・名言集とかが好きな方
・エモイ作品が読みたい方
・がちがちのファンタジーじゃなくてちょいファンタジーっぽい作品を読みたい方
★いくつ?
全体的評価・・・★★☆☆☆
読みやすさ・・・★★★★☆

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