今回の本の紹介
飛鳥井千砂さんの、「そのバケツでは水はくめない」という作品です。
「女の子は、明日も。」「見つけたいのは、光」に引き続き飛鳥井さんの作品です。
アパレルメーカー「ビータイド」に勤める佐和理世は、自らが提案した企画が採用され、新ブランド「スウ・サ・フォン」の立ち上げメンバーに選ばれた。そんなある日、カフェに展示されていたバッグのデザインに衝撃を受けた理世は、その作者・小鳥遊美名をメインデザイナーにスカウトする。色白で華奢、独特の雰囲気を纏う美名の魅力とその才能に激しく惹かれる理世。社内でのセクハラ事件をきっかけに二人の距離は一気に縮まるが、やがてその親密さは過剰になっていく.
感想
飛鳥井さんのお話、結構好きかもです。
最初はさくさくといい感じで物語が進んでいくので、平和ボケしそうですが、徐々に本性が出てくるのが怖いですね。あぁ、いるいるこういう女!って感じ。自分は悪いなんてこれっぽっちも思ってなくて、すぐに恋人や友達色に染まっちゃう人。でもかくいう私もそのっ気がないのかと言われたらそうでもないですが・・・(汗)割と染まりがちなタイプかも・・・。ただ美名は行き過ぎ。
次は「タイニータイニーハッピー」も読んでみたいです。
こんな人におすすめ
・お洋服作りが好きな方
・自分軸がない方
・怖い女シリーズが読みたい方
★いくつ?
全体的評価・・・★★★☆☆
読みやすさ・・・★★★★★
コメント