道づれの猫 唯川恵

読書

今回の本の紹介

唯川恵さんの、「道づれの猫」という作品です。

ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた。離婚して傷ついた時、肉親を亡くした時、家庭のある男を愛した時、人生の様々な場面で猫に救われてきた女性たちの心洗われる七つの物語。帰省するのはいつぶりだろう。大学進学を機に上京して十四年、忙しさにかまけて実家から足が遠のいていた私は、新幹線で金沢に向かっていた。まもなく旅立つであろうミャアを見送るために──。(「ミャアの通り道」)

感想

短編集・・・やっぱり読み足りない感はあるけど、楽しく読めました。一番初めのお話がつらかったです。愛犬が亡くなったときのことを思い出してしまいました。猫って、犬って、動物ってすごいですよね。あっという間に家族の中心になって離れているみんなを寄り添わせてしまう。ただいてくれるだけでいい。我が家もいつか猫ちゃんをお迎えしたいと思いつつここ数年経ちましたが、まだなかなか決心がつかず。いいご縁があるといいなぁ。

こんな人におすすめ

・猫好きの方

・猫好きはもちろん、動物が出てくるお話が読みたい方

・切ないけれど、ほっこり温かい気持ちになれるお話が読みたい方

★いくつ?

全体的評価・・・★★☆☆☆☆

読みやすさ・・・★★★★★

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