今回の本の紹介
伊坂幸太郎さんの、「ラッシュ」という作品です。
2009年6月に映画化もされてるんですね!東京藝術大学の映像研究部による映画化、配給とのこで、堺雅人、寺島しのぶ、佐藤江梨子、柄本佑…等々豪華キャスト。でも映画の評価低いみたいですね・・・
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
ぐっときたセリフ&個人的メモ
・人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。
・切歯扼腕・・・はなはだしく怒り、非常にくやしく思うことの形容。
・リブート(reboot)・・・再起動
感想
なぜかこちらのお話はなかなかすっと物語に入っていけなかった・・・面白くないわけではないし、むしろ面白いんだろうけど・・・私のプライベートがあまり落ち着いていなかったからか、あまりのめり込むことなく読了した感じ。いや、でもこういう話は好きなんですよ、人と人がこんなとこでつながってた!とかいう話。読む時期が悪かったのかしら・・・
こんな人におすすめ
・付箋回収好きの方
・「つながり」のあるお話が好きな方
★いくつ?
全体的評価・・・★★☆☆☆
読みやすさ・・・★☆☆☆☆
コメント