今回の本の紹介
清水晴木さんの、「さよならの向う側 i love you」という作品です。前作の「さよならの向う側」も感動したのでこちらも図書館で借りてきました。
「あなたなら『I Love You』をどう訳しますか?」
死んだ後、最後に一日だけ現世に戻り、
会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、
『さよならの向う側』を訪れた四人の男女。
会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、
という困難なルールのある中、
案内人に導かれ、彼らの選んだ最後の再会とは……?
さまざまな人たちの最後の再会を描く、
『生きる』ことにまっすぐ向き合った愛の物語――。
個人的メモ
・明晰夢・・・睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。
・泰然自若（たいぜんじじゃく）・・・落ち着いていてどんなことにも動じないさま。
感想
「さよならの向う側」を読んだときも思いましたが、「死」っていうのは突然やってくるもの。なのにほとんどの人が、自分にはまだまだ先の事。と思っています。もちろん私だって。普段の生活の中で常に死を意識しろ！なんてのはちょっと行き過ぎだけど、常に生きていることへの感謝を忘れないでいたいなぁと思いました。
こんな人におすすめ
・前作「さよならの向う側」を読み終えた方
・死後の世界のファンタジー作品を読みたい方
・泣けるけど心温まる作品が読みたい方
★いくつ？
全体的評価・・・★★★★★
読みやすさ・・・★★★★★
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