今回の本の紹介

桐野夏生さんの、インドラネット。
平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、非正規雇用で給与も安く、ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知の行方を追い、東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。そこで待っていたのは、美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった。
どーしょもない主人公、晃。自己肯定感も低く、他人を攻撃するこでストレス発散。隙あらばすぐぐーたらする・・・海外旅行も要った事が無いのに、一人でカンボジアへと旅経ちます。
初海外しかも一人でというそれだけでかなりハードル高いのに、行先はカンボジアって!
大丈夫なのか晃・・・
案の定あんまり大丈夫ではなく、ゲストハウスに着いて早々に多額の現金を盗まれ、結局そのゲストハウスで働きながら情報収集をするのですが、そこのおばぁちゃんが良い人で・・・
個人的メモ
★無知蒙昧(むちもうまい)
知恵や学問がなく、愚かなさま。「無知」は知識がないこと。何も知らないこと。「蒙昧」は物事の道理をよく知らない意。
★無為徒食(むいとしょく)
何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと。意味もなく時間を費やすこと。「無為」は何もせず、人の手を用いないこと。「徒食」は働くこともせず、無駄に日を送ること。
感想
長いコロナ禍で海外旅行も行けない中、カンボジアにバックパッカーとして旅してきた感を味わえました。
騙されたりぼられたり吹っ掛けられたり・・・
嫌な事も結構あるんだけど、晃とニェットばぁちゃんのような、ステキな出会いがあったり・・・
日本を離れる事で、日本のいい所が見えてきたり。
海外旅行って行く前からも大変じゃないですか。
それこそパスポートとらないと行けないし、エアチケットとホテル予約して保険に入って・・・
長らくそんなこととは疎遠になっているので、懐かしい気持ちでした。
以前の様に気軽に海外旅行、行きたいなぁ。

こんな人におすすめ
・バックパッカー好きな人
・東南アジア好きな人
・自分を変えたい!でも勇気が出ない・・・って人
晃を見ていると勇気をもらえます。とりあえず行動してみる、やってみる!っていう気になるかも。

★いくつ?
全体的な評価・・・★★☆☆☆
読みやすさ・・・★★★★☆
私的にはエンディングが微妙・・・
それでいいの?これからどうすんの?あんたも漬けの日々になるの?
なんだかなぁって感じで、イマイチ感が拭えないので★2つ。



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